プロのアナウンサーを目指すにあたって

あなたはアナウンサーの採用試験を迎えるに当たって何をしていかないといけないか知っていますか?まず正確な情報を入手できる環境を作ることです。ネットで調べた情報だけを鵜呑みにすると間違った(偏った)情報だけを知ることになります。実際に就職活動をした先輩に聞くや友人に聞くなど人に聞いて下さい。次にアナウンススクールを選ぶ。これも自分で実際に足を運んで決めて下さい。人の情報は偏っています。知らないのに「あそこはこうだ」「ここはこうだ」という偏見を持っている人が多いです。次に「いつ」までに「何を」しないといけないかを把握してください。例えば「3年生の夏には、インターンシップやセミナー」が開催され、エントリーシートを送ったり自己PR動画を送ったりと既に採用試験に近いことをしなければいけません。エントリーシートや自己PR動画を出して選ばれなかったら、なぜ選ばれなかったのかを検証しましょう。中身の内容が悪いのか、話し方が悪いのか?写真が悪いのか?映像の映り方が悪いのか?服装が悪いのか?なにか原因があります。検証しないといつまでも面接にすらいけません。

アナウンサーになる為に今からすべき事は??

ES用のスナップ写真をたくさん撮る、放送局や番組を研究する(どんなアナウンサーがいるか、どういう場所にアナウンサーが出ているか)、スーツをえらぶ(自分にあった色、形を選ぶ)、証明写真などを撮る(メイク・髪型・表情それで大丈夫?)、自己分析(何を聞かれても答えられる準備をする、日本や世界の政治・経済の流れを把握する、あなたのそのES通りますか?(自分のエントリーシートを読み返して下さい)

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先輩アナウンサーからのメッセージ

朝日放送入局 桂紗綾さん(同志社女子大学)

ABC朝日放送

私が試験中にモットーとしていたのは”諦めない” ”常に楽しむ”でした。結果が出せたのはご縁や運があるかもしれませんが、この気持ちも重要だったと思います。後悔だけはしないように、全部出し切った!と思えるまで頑張って下さい。アナウンサー試験は常に自分との戦いです。ライバルになるのは周りの人ではなく、自分の中にいる弱い自分だからです。どんなに落ち込んでも面接には笑顔で挑んでください。

試験は皆が目指しているアナウンサーの業務の一部です。試験が楽しければアナウンサーへの想いも高まります。結果云々よりも、まず自分が楽しんでください。

来年も再来年も、毎年CHKから局アナが誕生することを期待しています。

~レッスン風景~

レッスン風景